SEBEK株式会社
経営研究・企業生存支援
会社が縮み始めたとき、
何を残し、何を変えれば生き残れるのか。
売上が落ちた。
経費を削った。
人も減らした。
それでも会社は楽にならない。
私は、会社が収縮していく過程を実際に経験しました。
その経験から、会社を「売上や利益」の数字だけではなく、その数字が生まれるまでに会社の中で何が起きているのかを見るようになりました。
売上が以前より落ちている。
経費を削っているのに、Cashがなかなか残らない。
人を減らした結果、残った人の仕事が増えている。
社長自身が現場の仕事を抱えるようになった。
在庫はあるのに、必要なものが足りない。
特定の社員・仕入先・設備が止まると仕事が止まる。
新しいことを始めたいが、失敗する余裕がない。
もし、いくつか当てはまるなら、問題は単に「売上が足りない」ことだけではないかもしれません。
あなたの会社に、こんな兆候はありませんか?
会社の中で、これまでつながっていた仕事・人・モノ・資金の流れのどこかに、変化が起きている可能性があります。
大切なのは、すぐに新しい施策を始めることではありません。
まず、会社の中で何が起きているのかを数えることです。
私は、すでに分業化されていた製造会社を引き継ぎ、会社が収縮していく過程を経験しました
商品を供給できず、お客様を失ったことがあります。
売上が減り、経費を削り、人を減らしました。
工場を維持できなくなり、自宅で組立や包装をしたこともあります。
機械の問題が起きれば、自分で分解して原因を調べました。輸出が必要なら、自分で荷物を港まで運びました。
できることは増えていきました。
しかし、私自身ができることが増えることと、会社が強くなることは同じではありませんでした。
この経験から私は、「何をすれば会社が成長するか」の前に、「会社はなぜ弱くなっていくのか」「何を失うと会社は動かなくなるのか」を考えるようになりました。
会社の問題は、決算書に現れる前から始まっている
売上が落ちた。
利益が減った。
Cashが減った。
これらは重要な事実です。
しかし、それだけを見ても、なぜそうなったのかは分からないことがあります。
商品が予定どおり供給できなかったのか。
在庫の持ち方に問題があったのか。
特定の人に仕事が集中していたのか。
判断や連絡に時間がかかっていたのか。
顧客との関係が変化していたのか。
それとも、いくつもの小さな問題が重なっていたのか。
決算書に数字として現れたときには、問題がかなり進んでいることもあります。
だから私は、まず「結果の数字が生まれる前に、会社の中で何が起きていたのか」を確認することが大切だと考えています。
まず、会社の現在地を数えてみませんか
難しい経営理論から始める必要はありません。
まず確認するのは、あなたの会社の事実です。
現在、どれだけのCashがあるのか。
何が売れているのか。
どの商品・顧客が、Cashを生んでいるのか。
どれだけ在庫があるのか。
どこに仕事が集中しているのか。
何か一つ止まると、会社全体に影響する仕事はないか。
そして、新しいことに挑戦して失敗したとしても、もう一度やり直す余力があるのか。
まず数える。
そして、会社の現在地を知る。
そこから次に何をするべきかを考えます。
